ゴムチューブで下腿部と臀部の筋肉を鍛えるエクササイズ
MBTでエクササイズを行うと、人工的な歩行環境で弱化した、足首の筋肉が鍛えられます。すると、足裏の圧力分布が適正化され、足の中の細かな筋肉も活動量が増加します。
そして、それらの筋肉の活動はMBTの不安定さゆえに、反射神経系の活動により全身の筋肉に伝わり、いつの間にか全身が活動的になっていきます。こうして、MBTを履くことで、日常生活の中でたやすく全身の筋肉を鍛え、運動不足を解消することが可能になります。
さらにMBTを正しく履き、正しい立ち方と歩き方を身につけることで、全身の筋肉が正しく働き、身体に無理のかからない動作ができるようになります。このようにしてMBTを履き続けることで、全身に優れたトレーニング効果が現れます。
ステップ1:
体の重心の真下の近くにかかとを下ろし、マサイセンサーを踏みしめ小山に乗ったら、お尻の筋肉を収縮させながら太ももを内側に捻るようにし、小山を踏みしめて身体の後方へ押します。こうして足を身体の前方に振り出すことなく歩幅を広げます。
ステップ2:浮かせているほうの脚を後ろへ引きます。反対の脚も行ないましょう。体幹部の安定性を向上させるとともに、太ももの後ろ側の筋肉を鍛えるためのエクササイズです。
ステップ3:輪にしたゴムチューブなどを両足首にかけ片足でバランスエリアに乗り、肩と腰のラインを水平に保ちぐらぐらしないように立ちます。
ステップ4:浮かせているほうの脚を、扇を広げるように真横に開きます。数回繰り返した後、反対の脚も同様に行ないます。立ち姿勢を安定させ、外転筋群を鍛えるためのエクササイズです。